2012年3月15日木曜日

占星術講座(4)12宮の意味とグループ その3 情報を実際に組み合わせてみよう

タミエル 前の2回は、12星座の、人の一生になぞらえたそれぞれの特徴、12星座のグループ分け、についてでした。これらは人によって多少の表現の差はあれど占星術の世界で一般的に共通して使われる「情報」なので暗記するしかないことなのですが。るーさん、ここまではいいですか?

るー うん。でも、それをどうやってなんに使うのか、
ってのが具体的に想像つかないんだけど。




月子 そうでしょうね。じゃあ、それらの情報を踏まえた上で、各星座の解釈をもう少し掘り下げるという作業は実際にどういうプロセスなのか、ってのを説明してみましょうね。

例えば、牡羊座のキーワードは前回2回で説明した情報から抜き出すと、

『生まれたての命』
『火…情熱的、自信、自発的、直観的 』
『活動宮…季節の始まり、自ら切り開く力』
『男性… 能動的、外へ向かう力、切り離す力 』

ですね。

これを私が組み合わせて一つの文章にすると、
牡羊座の人というのは
情熱的でまっすぐな開拓者。自ら信じたものに全力でぶつかり、
物事を成し遂げる人。

となるわけです。

もちろん、これはあくまでも一例です。
解釈、というのは人それぞれだと思いますので鵜呑みにしなくても、ご自身が感じたように解釈していただければいいんですよ。

るー じゃあ、オレも自分でやってみるね。
情報を全部ならべてって、それを元にして文章にすればいいんでしょう?


月子 そうですね。読者のみなさまもぜひ、紙とえんぴつを用意して、もしくはPCならメモパッドなどにメモしながら、ご自分の星座、家族の星座、いくつかご自分でつくってみてください。実際に使ってみることで内容も覚えていけると思いますので。正解というのはありませんけれども、次の記事で私なりのものをご覧にいれますので、ご自分の作られたものと比べてみてください。

るー オレの星座はわかんないからぁ~
じゃ、じぇいど♪が乙女座だからね。乙女座ってことで・・・人の一生、のアレからコピペってみると。

より一層、良い人生を歩んでいくためにはなにが
必要なのかを考え始める 『乙女座(水星)』 


でしょ。だから守護星が水星。
それでー。グループ分けのほうはぁ。

乙女座は 火・地・風・水 の地、のグループで。
地…現実的、安定、信頼、感覚的
ってあるでしょ。

活動宮・固定宮・柔軟宮、では
柔軟宮、ってのに入ってて、それは
柔軟宮(変通宮)… 季節の終わり、次へと移行するための適応力
ってあるでしょ。

男性・女性では女性のグループ。
女性… 受動的、内へ向かう力、繋げる力
だって。

月子 あ、ちょっとまってくださいね。惑星についてはまだこの講座では説明してませんね。だから、ちょっと水星について説明しておきますと。
水星というのは、知性、知識、コミュニケーション、機転、思考力、情報収集力、言語能力、などの意味が基本的にあるように、知的活動を司りますが、乙女座の守護星としての水星はその対象が外向きになります。

乙女座は12星座イチの分析力と観察眼を持っていると言われますが、それは、乙女座の好奇心が他人に集中しやすいからです。
それも『広範囲』というのではなく、『個の範囲』を対象にしやすいのではないかな、と思います。
ターゲットを絞った上でそれを掘り下げていくのが、乙女座さんは得意ではないかなぁと感じますが、それは水星の昼の面、と呼ばれる性質(前記事追記参照のこと)がこの星座を象徴してるからだと思います。


るー わかった。じゃあもう一回、全部並べるよ。
守護星は水星(知性、知識、コミュニケーション、機転、思考力、情報収集力、言語能力)で、それが人に向かって働く。
より一層、良い人生を歩んでいくためにはなにが必要なのかを考え始める
地…現実的、安定、信頼、感覚的
柔軟宮(変通宮)… 季節の終わり、次へと移行するための適応力
女性… 受動的、内へ向かう力、繋げる力

んーとぉ・・・
現実的で安定を好みますが、機転がきくので変化に対する適応力は高く、言語でのコミュニケーションや情報収集が得意で、ものごとがどうしたら良くなるのかを熟考する人です。観察眼がするどく人の話を良く聞いてうまくまとめて調和していけるのでぇぇぇええ・・・うーん・・・信頼感覚的内へ向かう力ってのは・・・余った。

むっずかしいよこれ!どう繋げていいかわからないもんもあるし、なんとなーく雰囲気がわかっても具体的な言葉にするのは難しいし!信頼、は自分が信頼をどうとかする、ってのを、信頼を持ってもらえるってのは違うし?

月子 キーワードのすべてを使わなくてもいいのですよ。 あまり難しく考えずに、パズルゲームや連想ゲームのような感覚でやっていただければいいと思います。

あれとあれを組み合わせるとこんな感じだなぁ、というように、言葉遊びの感覚で始めてみてください。 イメージが湧かないものに関しては、触れなくてもいいです。

例えば『あかい果物』と聞いて最初に思い浮かぶのはなんでしょうか? りんごの人もいれば、いちごの人もいれば、チェリーの人もいるでしょうし、赤スグリという人もいるでしょう。 そんな感じです。

よく『同じ星占いなのに、見てもらう人によって結果が違う!』と言う声を耳にしますが、それは占い自体が『解釈する人の価値観・思考傾向に依存している』からなんですね。

先回の記事である『ナイトルーラー・ディルーラー』にも書いたのですが、星占いには『たったひとつの正解』はありません。 それは言い換えれば、『占う人の数だけ解釈がある』とも言えるのです。

ですので、『これは合ってるのかな、間違ってるのかな』と縮こまらずに、どんどん自分の感性でもって、文章を作っていって頂ければいいと思います。

ふうん、それでいいのか。でも、なんとなーく、自分で実際にやってみたら感じがなんとなくわかってきたかも。








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8 件のコメント:

  1. 毎回毎回わかりやすく丁寧に教えてくださってありがとうゴザイマス!
    次回も楽しみに待ってます^^

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  2. ぴ子@占星術講座受講生15/3/12 12:39 午後

    るーさんもまとめるの上手だなぁ
    キーワード繋げて呼んでいくとこなんて
    タロットカード思い出してしまいました。
    漠然とやんわりと理解してきたつもりですが
    複雑なとこは挫折してましたね;
    でも、これも訓練なんですね(^^ゞ

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    1. ぴ子@本人15/3/12 12:40 午後

      呼んで→読んで。(笑)

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  3. あすケット15/3/12 12:54 午後

    今回教えてもらった「グループ」 を見ると、
    自分が入っているグループは、
    他のグループよりも自分に当てはまっているってのが、
    今の時点でびっくりです…。
    最近勉強能力が低下していますが(汗)、
    そんな自分にも理解できる分かりやすい、
    また、優しい指導に感謝です。

    るーさんがしているじぇいど♪さんについての解釈は、
    めっちゃくちゃ じぇいど♪さんに当てはまってるなーと…。
    すごいです。。。

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  4. 他の方も仰ってますが、カード読むのと同じ感じですね。
    読み手の技量がもろに出る・・(汗
    文章にするのが苦手なタイプにとっては訓練あるのみですか;

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  5. じぇいどさん、月子さん、毎回、講座ありがとうございます。
    1点質問させてくださ~い!
    月子さんの説明の中で乙女座の水星の意味を説明してくださっていますが『乙女座の守護星としての水星はその対象が外向き』という点がうまく理解できません。

    確か乙女座は女性区分(夜)だったと思いますが、その時の説明では『受動的、内へ向かう力、繋げる力』が女性区分の意味だったかと思います。それに水星である惑星の意味を加えると、『乙女座の守護星としての水星はその対象が外向き』となるようですが、惑星の意味が一番に優先されるのでしょうか?

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    1. えるるさんからいただいたご質問の件です。


      えるるさんからのご質問は、具体的に乙女座で文章を作っていこうとすると多くの方が疑問に思ってひっかかりを感じてしまう点なので、とてもいい質問だと思います。
      また、乙女座の方だけでなく、他の星座の方にとっても、ご自身の星座に当てはめて考えられた時にひっかかる部分だと思います。

      ただ、すみません、さきに少しお断りさせてください。

      占星術の世界は、たくさんの『区分け』や『理論的には共存しえない手法』というものが、どれも『正しい』とされながらが存在している分野なのですね。
      ですので、あまり細かく書き過ぎると、みなさんの混乱の元になってしまうので、こちらのブログ内ではできるだけ、必要最低限の情報のみでお伝えするように努力しておりますが、ご質問の内容によっては、前回の『ナイトルーラー・デイルーラー』のように、少し突っ込んだ説明もさせていただいております。
      ただ、その場合はいわば『少し脱線した内容』になりますので、『番外編』という形でご紹介させていただきました。

      また、先にも申し上げましたが、この分野は理論というのがとても曖昧で、本当に千差万別なんですね。
      ですので『絶対的にそれが正しいのか』と言われますと、『1+1は2』です、というようなお答えができないのです。

      この講座ではまずは初心者の方にもわかりやすく簡潔に、をめざしておりますので、以下の説明はその進行度合いからすると少し難易度が高いものになってしまうかもしれませんが、私自身が選んだ考えを書かせていただきますね。
      もしかしたら、占星術を学ばれている他の方とは違う考え方かもしれませんが、あくまでも『一説』としてお聞きください。


      まず、乙女座自体は仰る通り女性区分になります。
      それは『2区分(性)』で火地風水を分けた時に『火・風』が男性星座、『地・水』が女性星座と分けたので、そうなってるのですね。

      また、前回の『ナイトルーラー・デイルーラー』でご説明しました、守護星というのも天王星発見以前は太陽と月を除いた5つの天体が2つの星座を見ざるをえない、という状況でしたので『星座は違うけど同じ惑星がみている』ということになります。

      そして各星座は、守護星のカラーが強く影響しています。
      例にあげた『乙女座と双子座』は同じ水星が守護星になっていますので、そのまま考えたら『乙女座も双子座もほぼ同じ性格』になってしまいます。
      それでは、12星座の意味がありませんので、水星の持つ性格や意味を分けなければいけません。
      そこで、先回の記事でご紹介しました『昼夜』の2区分で星座を分けることで、各守護星の意味を『昼の顔・夜の顔』と分けることができ、それによって各12星座の持つ性格を個別で表すことができるようになったのです。

      ですので、乙女座の性格というのは、あくまでも『水星の昼の顔』が影響して、そういうカラーが出ている、と言えると思います。


      また、乙女座自体の女性的な部分が発揮されるのは、乙女座に惑星が入っている時、例えば出生図で火星が乙女座に入っている、などの時です。
      そういった場合、その火星の性質は『乙女座的に発揮される』という解釈をします。

      占星術というのは、ひとつひとつの要素をしっかりと理解していくこともとても重要なのですが、それぞれ独立した要素ではなく、未出分も含め『惑星‐星座‐ハウス‐アスペクト』など、すべての要素が密接に絡み合ってひとつに繋がっています。
      ですので、個別の理解だけを深めるのではなく、全体的な把握も同時にしていかなければ、ホロスコープを読んでいくことが難しいのですね。
      ただその中で、どうしても『矛盾する』部分と言うのは出て参ります。

      ですが、占星術自体が『人を占う』ために生まれた学問であるため、『自分の性格のなかにもたくさんの矛盾する部分がある』というところと結び付けていただくと、占星術の矛盾部分を少しは納得していただけるのではないかなぁと思います。

      また、だからこそ複雑で読み手によって解釈が千差万別になっていく世界なのですが、この講座では、初心者さんの場合は、守護星の説明まで入れるとひっかかりを感じられるようでしたら、そこの部分はとりあえず考慮せずに、その他のグループ分けのほうの意味を組み合わせることから練習され、乙女座は「女性星座・柔軟宮・地の星座」ということをまず覚えていただき、次の章にのほうに進んでいただければと思います。


      どうぞよろしくお願いいたします。

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  6. 月子先生、説明ありがとうございました。

    なんとなくですが、惑星の影響で意味が違っていたりするのかなと思っていました。丁寧に説明いただき、少し理解ができた気がします。やはり個別の意味と全体を見ていくと、何通りもの組み合わせや交わり方があるでしょうし、密接につながった部分をどう読み解くのかが占っていくときに重要になっていくんですね。

    個別の理解だけでなく、全体を見て意味を合わせていくと確かに矛盾がでてくる部分があり解釈に戸惑っていました。でも月子先生の言われた通り【人】の中には矛盾した点も存在しますし、矛盾した意味もあって良いのかなとも思いました。

    まだまだひよっこですので、まずは基本の意味、乙女座であれば「女性星座・柔軟宮・地の星座」を覚えて講座を読み進めたいと思います。

    これからもよろしくお願いします!ありがとうございました。

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