2013年1月31日木曜日

百人一首 その2 ちゅま&じぇいど♪流勝手解説

1より続き)そしてちゅま、ばんぶるが満足するまでひとしきりゲームをやったらこんどは百人一首のアプリをダウンロードして眺めながらいろんな句にツッコミを入れはじめました。

22 吹くからに 秋の草木の しおるれば むべ山風を 嵐というらむ  文屋康秀
ちゅ「山と風→嵐・・・これってただのダジャレやん。日本人のオヤジギャグは今に始まったことじゃないんだな。」現代っ子にかかっては文屋康秀の技巧もただのダジャレ・・・いやでもたしかにw

10 これやこの 行くも変えるも わかれては 知るも知らぬも あふ坂の関  蝉丸
ちゅ「これはまた旅行ブログ的な。これがあの逢坂の関かぁって紹介してるだけじゃね?
じぇ「ていうか『逢坂の関なう。別れても「あう」坂とはこれいかに。」とかツィートしてるって感じw?」

50 君がため 惜しからざりし いのちさへ 長くもがなと 思いけるかな  藤原義孝
ちゅ「これはいいよねえ。どういうシチュエーションで読んだんだろう」じぇ「君のためなら命だって惜しくない、って常套句と矛盾した恋の心理をよくこの短い中に込めたよね・・・ええと・・・(と藤原義孝、とWikiってみると)うわぁあ、この人、21歳で死んじゃってるわ」ちゅ「うわぁそれは切ない。」 

56 あらざらむ この世のほかの 思ひ出に いまひとたびの あふこともがな  和泉式部
じぇ 「これは・・・^^; もしさあ・・・これ、年とって幸せに家族と暮らしてるところに、とっくに縁が切れたと思ってた昔の元カノにもらっちゃったら・・・困るよねえ・・・ちょっと怖いよねえ・・・」 ちゅ「いやでもさあ?年とって死ぬ前に書いた日記にそっと書いてあるってシチュエーションだったら逆にかわいいじゃん。」 ってことで検索してみるも。こ の人生没年不明、とある。 が、どういう亡くなり方をしたとかの情報はナシ。

そこでじぇいど♪、いーものがあったぞと思い出し、本棚を漁ると・・・あった♪ こりゃー文庫本に直されたもんなのかなちょっと表紙が違うけど著者は同じだ。高校のときの教科書 笑 さすが教科書、薄い割には情報量がはんぱない。

それによるとだ・・・<心地れいならず侍りけるころ 人のもとにつかはしける>とある。ひー。作者の和泉式部ってすごいゴージャスな恋をたくさんした人みたいだが・・・ブログに名前わからないようにそっとUP,じゃなくて死の床から直接相手にメールしたってことじゃん^^;


そしてその「教科書」を持ったまま近所の回るお寿司やへ。予想通りの激混みだが、ばんぶるにはじぇいど♪iPhoneに入れてやった百人一首ゲームを与え、ちゅまのiPod百人一首アプリと教科書を覗きながら親子でくすくす(^m)(m^) けらけらと長い待ち時間もなんのその。しかし、ちらっとじぇいど♪の手にある教科書を見る周囲の大人たち。だっていい対比だもんねえアプリとん十年もののなつかしの教科書w

3 あしびきの 山鳥の尾の しだり尾の ながながし夜を ひとりかも寝む  柿本人麻呂
ちゅ 「『ああ、リア充になりてぇ・・・』って歌だよね」 じぇ「え゛ そうなのか?解説には 思い焦がれつつひとり寝するわびしさを 恋しい相手にうったえる 心 ってあるが」 ちゅ「いやでもこのおっさんよ?この歌よんだの」 じぇ「うむ。ちゅまの説のほうが説得性があるな。」

91 きりぎりす 鳴くや霜夜の さむしろに 衣かたしき ひとりかも寝む 後京極摂政前太政大臣
じぇ「同じ終わり方だけど・・・ああ、さっきの句を本歌取りしたのがこっち、って解説にあるけど、これはもうさっきの段階を超えちゃって非リア充であることを受け入れちゃって諦め入ってるようなw」

選者ちゅまのワースト1はこれ。
81 ほととぎす 鳴きつる方を ながむれば ただありあけの 月ぞ残れる 後徳大寺左大臣
「な んだこれ!だからなに!って歌じゃね?」と。さらにちゅま「なんか恋の歌の他はただの風景描写がやたら多いねー」じぇ「だって昔はさー 写メることができ なかったじゃん。でも綺麗な風景を見て感動したら人はやっぱそれを誰かとシェアしたいんだよ。だから、今だったら写メって誰かに送ったり、Twitter やFacebookに載せたり、ってのと同じ気持ちでさ。他の手段なかったんだもの。」

ちゅ「いやそれにしてもね、これは、あ、ほととぎす。ってふりか えったらいなくて。あ、月だ。ってそれだけじゃん!これがどうしてベスト100に入るの。わからん。」とちゅまご立腹。たしかに教科書でも「・・・で平凡な素材の組み合わせの平坦さを救っている」とな。必死で褒めどころ探した感じw。

 つづく

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20 件のコメント:

  1. はじめまして。
    私も最近和歌ブームなので百人一首の話題うれしいです☆
    それで私も最近色々和歌の本等を読んでいるのですが、
    百人一首はベスト100ということで選ばれたわけではなくて、もっと別のコンセプトに基づいて選ばれた歌なようです。
    ですのでこの100首が特に優れているから百人一首に選ばれたというわけではないんです。
    ではまた続きを楽しみにしています☆

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  2. はい(^ω^)次回それについて書いてみよかと。和歌、時代背景やその人の人となり知るとますます面白いですよねえ♪

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  3. ほととぎすは冥土を往来する鳥ともいわれるとありました。
    http://dictionary.goo.ne.jp/leaf/jn2/204942/m0u/

    なくなってしまった人をしみじみ想って
    そのまま朝になってしまった。
    あの人は心の中で生きているが。。。

    他の恋歌のように一晩待っても来ない。というのとはまた
    違う悲しさと強い愛を感じます。。。
    独自解釈炸裂で恐縮です。
    って、ネットで調べてみたらこんな解釈どこにもありませんでしたwww
    これも文学の楽しみかと♪

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    1. わあああ、ほととぎすを冥土を往来する鳥だから
      読み込んだと解釈すると・・・とたんに、ぜんぜん別の歌に変貌しますねえ。
      匿名さん、教えてくれてありがとうです♪

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  4. じぇいどさんとちゅまちゃんの感想を読んで笑ってしまいました。
    今どきな解釈すごく面白かったです。

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    1. 今の時代のもんにあてはめてみると、
      そうかけはなれた世界でのできごとじゃなくて
      気持ちはいまとおんなじだよなー
      ただ独特の芸術的なルールのもとに
      表現してるってことだよなあ、とおもえて
      親しみがわきますね^^

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  5. バッサリって感じの解釈にすっごいウケちゃいました~。
    よく思うことですが、人間の営みなんて千年経ってもこんなもん。長い時を経た歌でも現代風に解釈できちゃうところはスゴイと思います。

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    1. ほんと、ちゅまは、容赦なくバッサリ 笑
      いやほんとにね、人間の心情そのものはきっと
      あと1000年たったところで変わりはしないんでしょうね。

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  6. 久しぶりにコメさせていただきます(恐縮

    リア充になりてえ!!!!笑いすぎてお腹痛い!
    和泉式部なんかもちょー恋愛至上主義のギャルですもんね。。

    ついったとかが日本でもはやってるのはちゃんと
    和歌などの文化的バックグラウンドがあるからなのかもですね!
    目からうろこです。

    百人一首こういう風に先生に習いたかったなあ。

    坊主めくりは我が家ではなぜか蝉丸が大人気でした・・・
    また蝉丸かよ!みたいな(爆

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    1. 恋愛至上主義のギャルwそれも超大物食いwww!
      うんうん、ついったが日本で流行るのはもともと俳句とか和歌とかで
      短文、文字数が限られた書き方に慣れてるからかねーって
      ちょっと思いましたよ。
      蝉丸はぜったい「あるある」ですよねこれ!子供にとって、わけわからん
      名前の人ばっかりの中、きっと「蝉丸」は愛着が沸くスペシャルカードなのです 笑

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  7. 若者や外国の方には、単なるだじゃれと思われるかもしれませんが。
    女子高生時代に、掛詞の巧みさやその重なりの美しさにたいそう感じ入って、国文科まで行っちゃった私としては、「美しさをわかってもらいたいな」なんて。

    ちゅまちゃんには笑われちゃいますかね(^_^;)
    百人一首ではありませんが、だじゃれでも 例えば「東=吾妻(あづま)」の国名の由来の物語をはじめとするヤマトタケルの地名由来譚は、とても魂を揺さぶられるのです。

    だじゃれも、いいものよ~とおばちゃんは思うのでした。

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    1. ふふふ、はまっちゃって国文科ですか~ なんかその「わかってもらいたい」
      はちゅまの行動みてるとわかりますね、分野違うけど「生物学おたく」で
      「言語学おたく」なので、じぇいど♪には萌えポイントがわからんものを一生懸命
      説明してくれよーとするんだけど、ああそう?だという^^;
      ああ、なんかよんだことあります。
      海に奥さんがどぼん、海を鎮めたって話ですよね←やっぱり情緒がない^^;

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  8. ちゃまちゃんとじぇいど♪さんの考察の面白さもさることながら、じぇいど♪さん、高校卒業して日本を出た後、パリだのアメリカだので暮らして、なぜ未だに高校の教科書を持ってるのですか・・・? よほど百人一首が好きだったんでしょうか? そっちが気になりました(笑)。

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    1. へへへ。山川の世界史と日本史、日本史用語集、倫理用語集もあるでよ 笑 あと、1955年発行のフランス文法事典、850円、っていうのもあるでよ 笑 ←これは元々はじぇいど♪パパの教科書だな。さすがにネットの時代になっちゃたから用語集はつかわねーだろ。って思ったら・・・今みたらこないだ本棚にあったはずの倫理のやつがない。ちゅまが寮に持ってたんだろうw 教科書って便利だし読み物としても面白いのだw

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  9. 神様からのお手紙は、日本では和歌、ですもんねw←おみくじとか。
    私は初詣で今年、「吉」だったのですが、寒い冬もいずれあったかくなって、薄陽も差し込んでくるよ(だから、先のことを色々心配しなくてもだいじょうぶ)…って感じのうたでした☆結んでしまったのでうろ覚えですが。
    ただ季節の移り変わりを詠んだだけ、ですが、「めにうつるすべてのことはメッセージ」(@松任谷由実)ですもんね〜!ニッポンジンでよかったデス。
    しかしじぇいど♪先生、ナイスです〜!『ちはやふる』も『うた恋』も漫画大好き!

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    1. 「解釈の幅が広い」って面で和歌でメッセージってのは
      おみくじに向いてるんでしょうね。
      あ、その歌すきです♪
      しかしじぇいど♪先生w教職とらなくてよかったと思います
      「あの先生、脱線ばっかりして受験には役に立たない授業しかしない」
      先生になってしまったでしょうからwww
      まあそういう先生の授業のほうが面白いんだけどネ
      ちはやふる、は漫画でもよんでみたいですねー

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  10. じぇいど♪さん、こんばんは。
    現代っ子にかかると、情緒がどこかへ吹き飛んでしまいますね(^^;)

    語源由来辞典より。
    嵐は、「あらし(荒風)」と考えられる。(中略)
    古くは、山から吹き下ろして来る風を「あらし」と呼んでおり、
    『万葉集』などでは、「山風」「下風」「山下」などの漢字が当てられている。(後略)

    …とあります。
    もともと、漢字の成り立ち自体が駄洒落のようなものですから、
    組み立てられた漢字は、尚更そんな感じがするのでしょうね。
    ちゅまさんに、象形文字辞典などを買ってあげてはいかがですか?

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    1. ちゅまの日本語へのはまり方は英語での受験で忙しいので
      まだまだいまひとつ、ってところでしょうけれども
      元々「言葉」ってもんが好きな子なんで、そーいうの
      あっという間にはまりそうですね<辞典
      つかその手の辞典、じぇいど♪実家に絶対あるはずwww

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  11. その本私も持ってます。緑の背表紙で裏には240円と。。。

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    1. すまん・・・わたしのは200円だ・・・年の差が出るな・・・

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