2013年4月4日木曜日

カールじいさんの空飛ぶ家



『カールじいさんの空飛ぶ家』ちゅう、Monsters Inc.のPixarの映画をTVでやってたらしく。いつやったもんか知りませんが、録画したもんを子供らが見てたんで一緒に見る羽目になったんですけれども。いやいや、これは子供向けアニメなんだけれどもめっちゃ楽しめましたわ。

米国ではUp!ってタイトルだったんですけどね、それじゃぜんぜん話わからなかったんですけどねえ、日本語のタイトルのほうは、ちゅまに言わせりゃ「まんまじゃん」なんだけど、このほうがわかりやすいですね。

ストーリーについてはもうタイトルの通り、カールじいさんが空飛ぶ家で冒険する話、それ以上の事前情報は見るまであんまりないほうがいいんだろうな、でいいでしょ。Wikipedia の説明ページリンクしておきますけれども。でもね、これはほんとにストーリーだけ文字で読んでも良さがたぶんぜんぜんわかんない。

でね、普通に子供向けのお話としても、完全懲悪もののアクションものとして楽しんでも、そりゃー楽しめるんですけれどもね。大人の目で見るとねえ、これがまた色々と考えさせられることが多かったんですよ。


以下は、少しネタばれするからね。もう映画見ちゃった人とあえて読みたい人だけ。





まあ、最初のテーマは、大事な人を亡くす大きな喪失感、ってのと、年を取ると人はどうかわるのか、ってことなんだけどね。設定ではカールじいさん、78歳。しかもその配偶者のエリーってのが幼馴染で。カールは大人しい男の子だったんですね。でもエリーってのはもう夜中にカールんちの2階の子供部屋に忍び込んできて冒険の夢を語るくらいのやんちゃなお転婆さんで。

印象的だったのは2人が出会ってからエリーが亡くなるまでの生涯をサイレント映画っぽく、無声のまま映像だけで見せた手法。ものすごく上手いなあ、と思わされましたが。ものすごく仲良しだった2人をがっつり見させられて、そしてエリーがいなくなった家でのカールじいさんの様子を見させられるだけで、もうすでに泣けます。まだまだ単なる導入部なんですけどね。

2人の住んでいた家はいつのまにか大都会のビルの狭間にたった一軒残った家になってしまい。当然のように地上げ屋からの売却してほしいプレッシャーがやってくるんですが。その時点でね、カールじいさんは、ものすごくその家に執着してるわけです。当然ですよね、大事な人と暮らしてきた思い出のたくさん詰まった家なのですから。

そしてちょっとしたトラブルからカールじいさんはキレてステッキで相手を殴ってしまって警察沙汰になり、その家を強制的に出されて老人ホームに入らされることになっちゃうんですが。これもね、よく老人ってもんをわかってるなあ、と。年を取るとほんとに頑固になったり、温厚だった人が思わぬ攻撃的な言動したりってやっぱりあるみたいですしね。



で、思い余ったカールじいさん、やけくそで家ごと、まあここはファンタジーですが、風船をたくさんつけてエリーが見たかった南米のパラダイスフォールという滝をめざして飛び立っちゃうというとこから冒険が始まるわけですがwww

ちなみに、パラダイスフォール、これは実在のエンジェルフォールという滝がモデルのようですね。ほんとに秘境の地、陸の孤島にあって、飛行機くらいでしか行くことができないとか。

で、ここに、ラッセル、という8歳の少年が冒険の相方としてでてきまして。その家に偶然くっついてきちゃってた子なんですが。

で、こっからは細かいストーリーははしょりますけれどもね、色々あって、ただただ、もういなくなってしまった愛する妻の夢を叶えるという執着のために行動していたカールじいさんがですね。ラッセルとの新たな冒険に踏み出す瞬間がくるのですよ。過去のためではなく、今のために行動を始めるところ。

そのことを象徴する行動がね、風船の浮力が足りなくなってしまってもう万事休す、と思われたときに・・・あれほど大事だった家の中の思い出の品々や家具をすべて捨ててしまう、という行動で。

そう。断捨離、ですね(^-^)。

そして、最後にもう一回。もっともっとすごい「断捨離」をして(^^)。

そしてカールじいさんには、第二の人生、と言ってよいほどの、たくさんのたくさんの楽しい新しい出来事、ラッセルとの楽しい人生がやってくるわけで。

もうね、あえてへそまがりなレビューでしょうが言わせていただきます。

「断捨離」をして前に進もうぜ。もうここで終わりって思ってたようなときでも絶対またいいことあるから!ってのがテーマの、大人が行き詰ってため息つきながら立ち止まってるときにこそ、お薬になりそうな映画なんだ、と。たぶん。特に行き詰ってなくて、断捨離ってかもうただの片付けをやらなければならないのにこんなことしておる、そして今からまた遊ぼうよーなばんぶると遊びに行ってしまうワタクシが言うのもナンなのですが(苦笑)



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19 件のコメント:

  1. 須藤元気の動画「PERMANENT REVOLUTION]で
    「変わり続ける」事を「意識」した時に、
    実にタイムリーな、じぇいど♪さんの
    「カールじいさんの空飛ぶ家」の内容を読んで、腑に落ちましたw

    心の中のものも、家の中の物も
    自分が変わり続ける限り
    リリースし続けるんだなとw

    いつも、ジャストなタイミングでの記事を
    ありがとうございます!

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    1. World Order好きなんだけどPVちゃんと見たことなかったので見てみました。
      http://www.youtube.com/watch?v=xwg2Hpf4ta8
      ふふふーこれは意味深なPVですねー  最後に「あの、なんて書かれていたのか気になる紙」を内ポケットに仕舞ったのは、白人でしたよね?

      そうですねえ・・・国家レベルで滞りになってるものすべてのリリースと関係のドラスティックな改善ができたらすばらしいでしょうねえ。でもまずは自分の内側と自分の周辺から、ですね。

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    2. 見て下さったのですかw
      そう、黒幕(?)っぽい人は白人でしたw

      「MACHINE CIVILIZATION」でも
      三角形の中心に目をイメージさせて
      それを切るようなパフォーマンスを
      見せてくれてますw

      「外の世界で起きる事は
      すべて自分の中から投影されたもの」と意識して
      まずは自分自身の心と環境のお洗濯に励みますw

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  2. ちょうど今、その映画を観終わったところでした(笑)
    断捨離を超えた断捨離、まさにその通りですね。

    途中、読んでいて、美輪明宏さんの文章と
    じぇいど♪さんがダブりました。
    じぇいど♪さんも何かを超えてらっしゃるのですね(驚)

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    1. ええええ(@@;)?そんな恐れ多い^^;
      なにを超えて・・・ええと・・・適正体重・・・?

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  3. カールじいさん、確か昨日の水曜プレミアでしたね。

    「断捨離」去年の暮れあたりから、またせっせとやってたんですけど、休止中。
    カールじいさんもですが、思い出のものって断捨離するのは、大変ですよね。せいぜい黒歴史になりそうなものから捨てるくらいで。
    老い支度とか終活っていうと、なんだかな~ですが、まだ前に進む!的な、この映画はイイですね。

    つーか、自分の場合、断捨離コミックをアマゾンマーケットプレイスで買ってる時点で甘いですね。モチベーション維持には役立ってますけど。

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    1. ほんとそうですよねえ。我が家も、自分ちはね、もう、紙にプリントした写真、とか、子供の作品、とか思いで深い愛着のある本、とか、人にいただいたからどうも処分する気にはなれないもの、とか、今現在ばんぶるが大事にしているけれども大人の目からみたらがらくた、などの段階になってきたから、ほんと処分しにくいですねえ。

      終活、ほんとはね、もう、どんな人でも、そう年取ってなくても考えるべき問題なんでしょうけれども、あまりに後ろ向きになるのもいかがなものかと思うので、この映画、まあ荒唐無稽な部分はありますが、いい「喝!」になりますね。

      いや断捨捨コミックだのその手の番組だのって、やっぱモチベーションの刷新や定期的な尻押しにはなるからいいんじゃないですか?

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  4. あすケット4/4/13 9:59 午後

    あー。
    面白そうだなーと思っていた映画でした☆
    断捨離って奥が深いですねー。
    私も断捨離しなきゃーなんですが、
    精神的には断捨離する気まんまんに
    なってきているんですが、
    物理的行動ができず・・・(・_・;)
    あー。スッキリしたいーwww

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    1. そうそう、行動に移す、ってのがまた一段階、ハードルがありますよねえ。引越しなんかがあればもう否が応でもやらないとになりますけれども、定住してしまうとそこは自分で腰を上げないとならないわけで、より高度になりますね^^;

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  5. 昨日、たまたまTVをつけたらやってたので、後半は見ましたが
    いい加減に見てたので、そんな深い映画だったとは!
    でも、私も2月ごろから頭の隅にずっと断舎離があって、巷でベストセラーになってる
    片づけの本が気になって読んでみたところ、これがなかなかすごかったです。
    ここまでやれば人生も変わるだろうと思わせるには充分でした。
    やり方が徹底しているだけでなく、私たちを取り囲んでいるモノたちへの愛に
    溢れていました。それを読んでから、靴下のたたみ方を変えるとか、すぐにできそうなことを
    生活に取り入れています。
    手にとって見てときめかないものは捨てるというのは、昔どこかで読んだ気がしますが
    普段使ってるモノへの愛情というか、そういうことまではあまり考えていませんでした。
    著者は断舎離は祭だと言い切っているので、覚悟も必要ですね。
    まぁ、私はそこまで徹底できる自信はすでにないんですがwww
    それでも、やれば違う視界が開ける気もして、とにかくトライしてみようと
    思っているところです。

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    1. そういう本を読むのも、得るところありますよね、たしかに。色んな人が色んなテクニック考えてますしね。これがないと生きられないベスト100のものを書き出す→残りは全部処分、なんてのをちゅまが言ってましたが。これ無理だよ!って話として。寮生で相部屋なので一人につきたった3畳だか4畳しかないスペースに生きててすら、そして驚くほど荷物が少ないちゅまですら、100個じゃ生活無理なんだよなーと、現代人のモノの多さってのをしみじみと語ってましたよ。まあ、100個は無理としても、これもアレンジすれば使えるひとつのテクニックなんでしょうね。

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  6. じぇいど♪さんこんにちは!これから出かけなくてはならないというのに、ちょっと気持ちが退屈していて、ふと「なに見え」更新されていないかな~と立ち寄りましたら更新されていたので嬉しいです♪ カールじいさん、面白そうですね。レンタルしているかな?ぜひチェックしてみます。

    引越しして1年経過しているのに全然片付かないので断捨離は耳が痛いです。でも先日粗大ごみ料金の値上がり直前に、壊れて乗らなくなってた自転車をようやく処分しました。目の前でスクラップになるのを見て、あ~、もう使わないものは絶対に買うまい…とか思ってしまいました(決意?)。そういえば今日はメールもやっとバンバン捨てましたよ~。これも断捨離?

    「これはもういらない」って分類するところまではやっても、実際に処分するのってけっこうエネルギーいりますよね~。(単に面倒がってるだけですが…^^;)GWまでになんとかしたいなぁ。頑張ります。

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    1. やあ、そういうふうに更新を楽しみにして頂けてるって聞くとうれしいです(^-^)ほんと、日本は粗大ごみ処分するのに有料なんだなー、と・・・・でもそれが当たり前で、そうするべきなんでしょうね。

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  7. ガンダンブルフドア10/4/13 12:25 午後

    ギャーギャーガオー!ですよね。わが家で、朝から合い言葉に。

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    1. ははは 笑 ギャーギャーガオー!
      小さい子も十分楽しめるお話でしたね^^

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  8. 今日ちょうどそのこと考えてました。近々引越しするもので。というか、持ち物を預けて、アパートを引き払って、三ヶ月アパラチアン・トレイル(西海岸ならパシフィック・クレスト・トレイルですね。うわー)をひたすら歩いてくる予定なので。もうめちゃ断捨離せねば、です。

    この映画は、クリエーターの人が宮崎アニメのファンだそうで、風景の見せ方とか、話の運び方とかが普通のなんでもかんでも盛りだくさんのアメリカのアニメとちょっと違っていた覚えがあります。また見たくなっちゃいました。

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    1. わあああ、すごいですねえ。アパラチアン・トレイルって知らなかったですが。すごい大冒険ですね!!!そういう、バックパックひとつで歩き続ける話では、シャーリーマクレーンがスペインの巡礼街道歩いたやつがスピ界では知られてるでしょうが、そういうんじゃなくて、馬鹿馬鹿しいやつなんですけれども

      東海道歩いてひとり旅
      http://umizaru555.jugem.jp/
      っての、感動しましたねえ。
      28歳の女の子が、ほんとに暇だからって思いつきで、バックパックひとつで東海道徒歩で制覇する話なんですけれども。

      どっちもね、途中で背負ってきた荷物が重くなってきて、とにかくモノを生存可能ぎりぎりレベルまで減らさないと!って話が出てくるんですけれども。すごい世界だなあ、と。それにくらべたら、引越しの断捨離なんて甘いなあ、と反省しちゃいますね。

      どーぞお気をつけて、存分に楽しんでください^^!

      あーそうなんですか、宮崎アニメのファン、なるほど。そういわれてみれば、他のアメリカのがちゃがちゃした展開の速いアニメとちょっと違う感じしますね^^

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    2. じぇいどさん、東海道歩いてひとり旅の情報、ありがとうございました。今チェックしてますが、すっごくおもしろいです!シャーリー・マクレーンが巡礼街道歩いてたなんてちっとも知りませんでした。アパラチアン・トレイルも自分の内なる旅、みたいなノリ(なんて言っていいのでしょうか)でやる人が多いです。パシフィック・クレスト・トレイルをほとんどバックパッキングの経験なしで歩いた若い女性のWildという本もそういう感じです。

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    3. それはよかったです(´▽`)よい旅になりますように!

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