2013年9月29日日曜日

小動神社(1)



江ノ島から対岸を見ると、ちょっと目立つでかい岩場があるんですけどね。そこが小動神社のあるところ。江ノ島に比べたら観光客もそんなにいないマイナーなところです。


ガイドなんかには映画「稲村ジェーン」の舞台としてや太宰治が自殺未遂した場所として有名とありますが、稲村ジェーン見てないし太宰も好きじゃないのでそのあたりは今ひとつピンとこないのですが。

ここの天王祭は江ノ島と合同で神輿のまま海にじゃばじゃば入ってったりと派手にやります。いっぺん記事にしたことありますね。http://nanigamieterujpn.blogspot.jp/2012/07/blog-post_15.html

御祭神は

建速須佐之男命
建御名方神
日本武命

と入口の看板にはあります。
しかし看板の説明読んでも、中に入っても、脇社も多いし、なにより実際に行ってみるとなぜかよくわからんなあ?って個人的には思ってた場所でした。

で、ここになぜかちゅま、行ったことがないと気がついたんで、先日2人でちょこっとお散歩に行ってみましてね。それをきっかけにあらためても一度ここについて調べてみました。

☆    ☆    ☆

建御名方神はようするに諏訪さん。これはね、どうして一緒にまつられたのかは単に昔近隣にあった諏訪神社が一緒にされたって経緯らしいです。

日本武命はヤマトタケル、まあ有名な人だから説明はええですね。でも特にゆかりの地でもなさそうで、これもじぇいど♪ぜんぜん馴染みがなく・・・って個人的にはちょっと意味がありそうになってきましたが^^;、結局歴史的にはなぜいっしょにまつられてるのかは結局わからんので今回は割愛。

☆    ☆    ☆

そしてもともとの名前は八王子社だったって話なんですがね。ってのは、ここをつくった、頼朝の流刑時代からの側近中の側近、佐々木兄弟の三男、佐々木盛綱って人。自分たち一族が先祖代々信仰する近江国の八王子宮を勧請する場所を探してたときにここを見つけて、決めたらしいんですね。うん、大事ですね、引越し先でも自分の氏神様をまつる、ってのは。

で、ここの展望テラスから見える絶景みるとなんかここにした理由がわかりますね。江ノ島にいたら富士は見えるけど江ノ島は見えない。江ノ島と富士と海が一ぺんで眺められる高台絶景ポイントってここいらにいくつかあるにはあるんですが、創建の年とかざっと比べるとおそらく他の場所はすでに神社だの寺だのあったりして空いてなかったんでしょう 笑 

そして多分防備の拠点としても抑えるのが必要な場所だったんでしょうね。鎌倉に入る浜伝いの道を塞ぐという意味でも、そして海につきだした高台でもあることで水軍の動きを監視するためにも。実際幕末には監視台として使われていたようです。

☆    ☆    ☆

八王子って地名ではよくあるけど、いったいなんだか知らんかったのですがね。八つの方位を司る牛頭天王の息子たちなんですと。

この話がちょっと面白くて。

牛頭天王、ある国の王家に生まれたんですが、あまりのブサ面にぜんぜんモテない。だって頭が牛だからねw。ここまではクレタ島のミノタウロス伝説に似てますがこっから先はえらく人間的だし積極的で微笑ましい。

なので・・・フテくされて酒浸りに 笑。心配した家臣が狩りに連れ出すと、しゃべる鳩さんが「竜宮城に可愛い子がおるよ」と案内してくれて、苦労してたどり着く。そこにいたのが八大竜王の一人、なんとか竜王(ま、名前はいいやね)の娘。婆利采女。なんか漢字が可愛くないですが、意味は可愛いのよ。はり、は水晶って意味らしい。クリスタル姫、って感じですかね。それで結婚して生まれた八人の王子。

父ちゃんが牛頭天王の八人の王子。じいちゃんが八大竜王の一人。そりゃーさぞかし強そうだ。武将が信仰するにはいかにもいいよね。でも仏教由来の神仏習合の神様だから、牛頭天王といっしょで、神仏分離の時代に祭神からはずされちゃったんだね。そんで、とーちゃんつながりで、今はスサノオさんを祀る神社に変えられてしまった、と。

こっからはじぇいど♪の想像でしかないんですがね。頼朝と佐々木家の主従関係を考えてもなんか納得するんですよ。牛頭天皇そのものを勧請したりはおそらく家臣としては尊大すぎる。だからその息子たちの、牛頭天王の眷属である八王子をここに配し、気的に大事なポイントで頼朝や北条氏が大事にしていた江ノ島を見守り、鎌倉の盾になるこの位置に八王子を勧請したのかなーと。だからねえ。スサノオさんの神社、ってことに、今はなってすでに定着しているけれども・・・歴史的な経緯からしたら、なーんかそれだけじゃしっくりこないんだろうな。

うん。創建のときの主旨とだんだん変わっちゃったってのも「わからん」の一つの原因だったのかもな、とひとつ納得。

☆    ☆    ☆

脇社には金比羅さん・お稲荷さん・海(わだつみ)さん、が並んでいますんですがね。金比羅さんも、これまた色んな経緯でいったいほんとは誰なのかについて色んな説ができちゃってる神様ですが、今は公式には大物主なんだ、ってことになっとるようで。海神竜王ともいい、航海安全・海難救助の神様なんだと書いてあります。
ここ、ビーチや漁港の横ですからね、海とか船とか大事ですね。わだつみさんも航海の神様。おとーさんゆずりで船に弱いちゅまと「いつか家族で船酔いしないで船に乗れますように」とお願いしました 笑
お稲荷さんは「わーちっちゃいかわいいお使いキツネさんがいる」とちゅま、にこにこ。

脇社ってもっと敷地が広いとね。離れてて存在感ないというか、それぞれ別々な感じするんだけどね。なんかここ、存在感がでかい。場所柄しょうがないんでしょうけれども、せまいマンションに大人がわらわら同居してるみたいな 笑 それが第二の「わっからん??」の原因でもあるのかな、と。


長いのでつづく~


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2 件のコメント:

  1. 先週伺ってました。
    確かに連休中日で観光客一杯なのに、ひとっこひとり居ませんでした。
    道路の渋滞や人の喧騒がまったくなく不思議な所との印象がある所ですね。

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    1. w(°д°)w おおなんと!
      そうそう、周りがね、混んでても空いてる穴場ですよね♪

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